以前使っていたUSBメモリが前の会社の同僚の膝蹴りで壊れてしまったため、だいぶ前に新しくUSBメモリを購入。
秋葉原で色々探してSanDisknのUSB3.0対応のUSBフラッシュメモリ SDCZ88-128G-G46を買った。7,500円くらいかな。このSDCZ88は128GBのみで海外パッケージ品のSDCZ88-128G-G46と日本での保証がつく国内正規品のSDCZ88-128G-J57が存在する。私が買ったのは海外品。現在、AmazonだとG46が8,100円、J57が7,136円。だから海外パッケージ品を買うメリットは今はない。
目次
特徴
めちゃくちゃ早い読み書き速度
このUSBフラッシュメモリの一番の特徴は読み書きが速いことである。今はもっと速いモデルがあるが、前まで一番速かった。リードが最大260MB/s。ライトが240MB/s。だいたい私が使っているMacbook Pro Retina 2012のSSDの速度の半分くらいか。
スライド式でUSB端子が隠れる
結構この手のUSBメモリは多いが、これもまたスライドで端子が隠れるタイプ。持ち運びの時にちょこっと安心。
結構でかい
高性能なUSBメモリはみんな結構でかいのである。だからUSBポートに刺すと結構出っ張る。これはマイナス。だが仕方がない。
パッケージの中身
パッケージには以下のものが入ってます。
USBフラッシュメモリ本体
RescuePRO DELUXEの1年間のサブスクリプション
RescuePRO Deluxeはファイルの復旧ソフトです。
そしてUSBフラッシュメモリを本体にさして中身をみてみます。
デフォルトではFATでフォーマットされていてSanDisk SecureAccessのWindows版とその他説明書のPDFが入っています。
性能測定
ベンチマーク用ソフトは定番のBlackmagicdesignのDisk Speed Test
Blackmagic Disk Speed Test を Mac App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/blackmagic-disk-speed-test/id425264550?mt=12
FATでの読み書き性能
書き込みが212MB/s、読み込みで248MB/s出ています。パッケージに書いてあるスピードにはちょっと及ばない。
exFATでの読み書き性能
書き込みが215MB/s、読み込みで248MB/s出ています。ほぼFATと同じですね。
HFS+での読み書き性能
次にディスクユーティリティでHFS+にフォーマットして再測定。
書き込みが204MB/s、読み込みが249MB/s。書き込みが少し下がった!?
APFS(Apple File System)での読み書き性能
次にまだ正式版ではないAPFSでフォーマット。ディスクユーティリティではAPFSフォーマットできないため、コマンドラインを使用。
フォーマット方法は以下のページを参考。
新・OS X ハッキング! (175) Apple File System(APFS)を試す | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/column/osxhack/175/
ちなみに”diskutil apfs createContainer /dev/disk2s1”を打った時に以下のエラーが出て進めなかった。
Started APFS operation on disk2s1 San128GB
Creating a new empty APFS Container
Error: -69773: A GUID Partition Table (GPT) partitioning scheme is required
ディスクユーティリティでHFS+で方式がGUIDパーティションマップでフォーマットしなおしたらコンテナを作れるようになった。
そして測定結果。
書き込みが143MB/s。読み込みが192MB/s。遅すぎる!
海外情報確認してみるとやっぱりまだまだAPFSはHFS+に比べて遅いみたいね。
最終的にexFATで使うことに決めました。
使用用途はParallelsで仮想マシンを起動するためです。たまに使うんだけどSSDに入れてると容量食うしね。
このUSBメモリにも欠点が!
PS4 Proに挿そうと思ったのだが、PS4はUSBポートが本体の奥にあって刺せない。PS4が悪いのか、それともこのデカイUSBメモリが悪いのか。。。
普段使用するデバイスのUSBポートがどんな感じで本体に実装されているのかもよく確認してから購入した方がいいですね。