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健康保険の任意継続をしたらお得だが意外と高かった話

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3月末で勤めていた会社を退社して自営業となったため、今まで会社任せだった保険、年金、税金などはこれから自分で収めなければならなくなる。年金に関してはどこかの会社に所属しない限り否応がなしに国民年金となる。
しかし健康保険に関しては国民健康保険に入る以外にも、会社員時代に入っていた健康保険の任意継続という選択肢がある。
任意継続の方が得だという話は聞いていたので任意継続をしてみることにした。
そして電話で支払い金額のお話を聞いた時にちょっとビビってしまったのである。

健康保険の任意継続について

任意継続とは

任意継続とは、所属していた会社が加入していた健康保険組合の保険を退職後も受け続けることである。

任意継続できる条件

任意継続するためには、退職後にどこの健康保険組合にも入らない(国保も配偶者の組合にも入らない)、退職後20日以内に申請する、保険料をちゃんと支払うといった条件がある。

任意継続の方法

勤務していた会社の退社後、20日以内に会社の健康保険組合に任意継続の連絡をすることである。
この時に1ヶ月分、もしくは2ヶ月分の保険料を支払う必要があったりする。私の場合は2ヶ月分を現金書留で支払った。
継続できる条件を満たしていれば最長2年間加入を続けることができる。




国民健康保険との保険料比較

健康保険料は退職前の給与で決まる。

国民健康保険料の計算方法

横浜市の場合、39歳以下の国民健康保険料は以下の決め方となっている。
月額 給与x (0.0643+0.0202) + 31.740 + 10,170
40歳以上では介護分も加わるため以下の計算式になります。
月額 給与 x (0.0643+0.0202+0.0203) + 31.740 + 10,170 + 12,170

計算にあたっては以下のサイトに計算機があります。
【平成28年度】神奈川県横浜市の国民健康保険料 計算ページ|国保料.com
http://kokuhoryo.com/area/14100.php

昨年の年収が約900万円であったため900万円で計算をしてみると、国民健康保険の月額の支払い料は60,441円となる。1月に6万円も支払うなんて信じられませんね。

会社所属の健康保険組合の計算方法

私が所属していたのは産業機械健康保険組合で、下のページに保険料の早見表がある。

退職した後は | 健康保険制度 | 産業機械健康保険組合
http://www.sk-kenpo.or.jp/member/outline/retire_a.html#cat09Outline02

それに照らし合わせてみると39歳以下の資格喪失時の標準報酬月額は360,000円超の場合、最高等級の31,680円となる。

比較結果

以上の比較結果から任意継続の方が月額にして28,761円、年間にして319,719円もお得ということがわかった。
当然任意継続の方が安いのだが、それでも3万円以上も毎月払わなければならないのである。これは結構な負担である。しかし会社員時代も一応3万円近くの保険料を払っていた。会社側負担と合わせて約6万円。無頓着で給与明細をあまりよく見ていなかったが結構な額であった。

でもまあ、任意継続して良かった!

まとめ

退職して自営業を開始する方は前職の給料を元に保険料がかかってきます。そのため、あらかじめ計算をして国民健康保険に切り替えるか、任意継続にするかを選択した方が良いでしょう。大体の場合は任意継続の方が得ですけどね。
また、健康保険料の他にも市民税がかかってきますので、貯金を十分に残しておくか、最初から事業を軌道に乗せて稼げる体制を作っておく必要があります。

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