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TOEICの点数不足で大学を卒業できない件は何が悪いのか?

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最近あったニュース。国際地域学科地域協働専攻の学生が卒業までに定められたTOEICのスコアを取れずに3割が留年、内定取り消しになるという件。

北海道教育大:TOEICの得点足りず3割卒業ピンチ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180127/k00/00e/040/401000c

【悲報】TOEICの点数を大学卒業要件にした結果→3割が卒業ピンチに:ハムスター速報
http://hamusoku.com/archives/9755887.html

このニュースについては以下のような指摘が出ている。それらについて考えてみた。

TOEICをそもそも卒業要件とすべきなのか

TOEICを卒業要件としているのは妥当であり、理由は私の推測だが以下のようなものであると考えられる。

  • よく知られた資格試験であるため、学生が高得点を取れば企業受けがいい
  • 大学が独自で毎回、既出とならない英語の問題を作成するのは手間がかかる(シケタイ対策)
  • TOEICの点数は受験者全体の偏差値であるため、受験者本人にも実力がわかりやすい

TOEICの点数を卒業要件としている大学(学科)はこのニュースに出ている北海道教育大以外にも存在する。


龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科 TOEIC 730点
武蔵野大学 グローバル・コミュニケーション学部 TOEIC 600点
神田外語学院 TOEIC 800点

TOEICの点数が卒業要件になっているということは国際的活躍、語学をメインとしている学部、学科であれば一般的にありうることである。

卒業のために卒業要件を変更して卒業できない学生を無理やり卒業させるべきなのか

これは卒業要件を変更すべきではない。
まず大学は入学時から卒業要件として具体的にTOEICで何点を取らなければならないと明記している。それを後から覆すということは以下のような問題に発展する。

  • 大学は卒業要件を満たしていなくても配慮してハードルを下げてくれるという期待が学生全体に広がる
  • 大学の卒業要件を満たすということで学生に備わっていると考えられる能力がそもそも備わってなくなってしまう
  • 大学は都合次第でいくらでもルールを変更する

そもそも大学のカリキュラムが悪いのではないか

これは確かにその通りであろう。

というのは、基本的に卒業要件というのは大学側が提示するカリキュラムに沿って講義を受けて課題を提出していれば達成できるものである。当然のことながら達成できない学生というのは出てくるであろうが、せいぜい1割くらいであろう。3割というのは一般的な留年の割合としては多い。

しかし、だからと言ってTOEICの点数を上げるためだけにカリキュラムを変更するとなるとおかしな話になってくる。
問題となっている学科は地域学がメインなので英語はあくまでもその中のベースとなる素養の一部にしかすぎない。

卒業要件のTOEIC点数低すぎないか?

はっきり言って低い。卒業要件が480点もしくは640点ということだが、国際的な学問を専攻するにしてはレベルが低い。特に480点という点数についてはもはや普通の人間ですら取れるレベルの点数である。
いや、普通の人間になることを目標とするのであれば達成すべき要件となるのか。

参照

<TOEICスコア続報> 国際学部グローバルスタディーズ学科全員の平均が、 わずか10ヶ月で610点を突破|龍谷大学(りゅうこくだいがく)
http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=7746

武蔵野大学 | グローバル・コミュニケーション学部 | グローバル・コミュニケーション学部 履修・カリキュラム
http://risyuyouran.musashino-u.ac.jp/yoran/gcgakubu/gc-corse.html

グローバルコミュニケーション科 - 学科紹介|専門学校|神田外語学院
http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/programs/gc.html

近畿大学 国際学部 | FAQ(よくある質問)
http://int-studies.kindai.ac.jp/faq/

私はTOEIC800点を超えているが、TOEICをこれから受ける人はまず攻略本を読んだ方がいい。攻略本には読むべき書籍、実践すべき学習法、モチベーションの保ちかたについて書かれている。

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