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オフィスのフリーアドレスはクソ。決まった席があった方がいいわ。

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数年前からオフィス(事務所)のフリーアドレスがもてはやされていて、フリーアドレスに移行する企業が結構あります。
しかし実際フリーアドレスも、フリーじゃないアドレス、要は席固定も経験した私からしてみれば自分の決まった机があった方がいいと感じました。




そもそもフリーアドレスとは何なのか?

フリーアドレスはオフィスにおいて社員の座席が決まっておらず、どこでも好きなように座って仕事をしていいというスタイルである。

フリーアドレス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9

座席固定とは違い、自分の荷物を常時デスクの上に置くということはない。私物を机の上に置くのは業務時間中のみであり、業務開始時にはロッカーからノートパソコン、書類などを取り出す。業務終了時には荷物を全てロッカーに片付けるということになる。そのため、業務に使用するもののは基本的に持ち運びができるモバイル機器になる。

何故フリーアドレスがもてはやされたのか?

オフィスのレイアウトを変えてまでフリーアドレスを導入するということは経営陣からしてみれば当然メリットがあるのである。

オフィス賃料の削減

Wikipediaのページにも書いてある通り、社員の中には基本的にオフィスにいないような人(営業、他社に出向している人)がいる。そういった人のためのデスクを確保しておくことはスペースを消費するため無駄である。だからフリーアドレスにしてたまに戻ってくる社員に対してはデスクを共有するようにしようという仕組みである。結果的にスペースを消費しなくなるためオフィスの賃料を抑えるのに貢献するというわけである。
フロアに入れる机と椅子の数も減るため、オフィス用品購入の出費も減るのである。

チーム編成がしやすくなる

人を自由に動かせるようになるため、違う部署やチームから人を合わせて一時的なチームを編成するような場合に、その人たちが集まって一時的に一緒に仕事をするなんてことがしやすくなる。

フリーアドレスの何が問題なのか

しかし日本の企業においては何故か全体的にフリーアドレスを導入してオフィスに常駐しているスタッフの座席すらもなくすような動きが当たり前である。それを導入する人間は何を考えているか不明だが、以下の問題点がある。

毎回私物を用意しなければならないため時間を消費する

朝出社してロッカーから私物を出す。帰る時も書類、PCをロッカーにしまわなければならないのである。当然ロッカーにはロックがかかっているためそれを開けなければならない。しかも朝はロッカーが混雑する。フリーアドレスを導入しようとする人間は時間の無駄使いを推奨しているのである。

大きいディスプレイや本などが置けない

業務の効率化のためにノートパソコン+大きいディスプレイというスタイルで仕事をしている人は多いと思う。しかしフリーアドレスではそれができなくなるのである。ノートパソコンの小さいディスプレイのみで仕事をしろというのである。技術職の人は書籍なども大量に持っている場合があるのであるが、そういうのは一切置けなくなる。ロッカーに少しだけ入れられる。

通信は基本的に無線LAN

ノートパソコンを持ち運んで仕事をするスタイルのため基本的には無線LAN(Wi-Fi)になる。しかし全員がWi-Fiを使うため当然遅くなる。しかも日本の企業の場合はIT設備に金をあまり金を掛けない会社があるためさらにショボかったりする。有線LANがあるところもあるが、これもまた毎回LANケーブルを抜き差しすることになる。LANケーブルはそんなにしょっちゅう抜き差しすることを前提に作られていないため、ツメが折れたLANケーブルを使っている人間が大量にいるという状況になる。ケーブルを交換するとなれば当然その分のコストもかかるのである。

結局座る場所はほぼ一緒

基本的に同じ人と仕事をすることが多いのでフリーアドレスといってもほぼ同じ場所に座らなければならないのである。しかもたまに戻ってくる人が多い時はいつもの場所に座れず遠くに座らなければならない、もしくは座る場所がないなんていう状況になったりするのである。そして遠くに座ってたらいつもそこに座っている人から「なんでそこに座ってるの?」なんて言われたりするのである。

フリーアドレスはどう利用すべきなのか

フリーアドレスを全社的に導入というのはやめておくべきなのである。基本は固定デスクを用意して付加的にフリーアドレスのスペースも用意すべきなのである。そうすれば固定席とフリーアドレスのメリットを両方を享受できる。多くの日本企業のフリーアドレス導入というのは基本的に効率を無視して出費を抑えたというだけの産物に過ぎないのである。

フリーアドレスがどうしても嫌な場合

フリーアドレスがどうしても嫌だっ!って場合は固定席の会社へ転職した方がいい。
転職の面接の際に働く予定のオフィスを少し見学させてもらえば職場の雰囲気がわかります。

転職サービスの利用料は無料なので、とりあえず登録して話だけでも聞いてみるといい。また今は人手不足気味の売り手市場なので今より高い年収で転職できる可能性が高い。

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