つい先日、かつての上司と会って話す機会があった。
彼は1年くらい前に今の会社に転職したばかりだったのだが、もうすぐ転職するとのこと。
給料も200万円弱上がるそうだ。
フリーランスとしての仕事がうまくいかない私とは対照的に羨ましい話だ。
私の過去の記事にも別の例を書いたが、新しい会社に所属して2〜3年働いて別の会社に受かれば基本的には前の会社の給料より上がるというケースはよくある。
転職をしてきた人には特に努力もせずにジョブホッピングをして給料を上げてきた人間もいる。
なぜ転職をすると給料が上がるのか
会社が中途でキャリアを積んだ人間を採用する場合、基本的には前職の給料よりも上乗せした金額で採用する。会社を受ける候補者も給料アップが目的である場合はそれを前提とした金額で交渉を行う。候補者の希望給与と会社の提示給与で合意すれば候補者の年収アップとなる。
そのため確実に給料がアップする転職のみを行っていけば給料は上がっていくのである。
転職の半分以上は給料が上がらない理由はなぜか?
厚生労働省の統計によると、転職者のうち40.4%が賃金が増加しており、36.1%が減少、22.1%が変わらないとなっている。
厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況より
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-2-01.pdf
転職者が給料アップする会社にのみ転職を行えばみんな賃金は増加するはずである。しかし、実際には給料の減少や変化がない転職者が多い理由は、転職者が給料以外の条件を求めて転職を行っているからである。
その給料以外の条件とは
職場環境
人間関係
やりたい仕事
通勤のストレス軽減
故郷に帰る
などなど。人は給料以外の様々な事情で動くものなのである。
まとめ
給料が上がる転職のみ繰り返していけば給料は確実に上がる。
給料を上げたいけど今の会社で給料が上がらない人は転職したほうがいい。
転職サービスの利用料は無料なので、とりあえず登録して話だけでも聞いてみるといい。また今は人手不足気味の売り手市場なので今より高い年収で転職できる可能性が高い。
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